リサーチレポート
企業人事担当者200人に聞いた新卒内定者フォローの状況および問題点
内定者フォローで内定辞退者が減少! その対策とは?
「新卒内定者フォローに関するアンケート調査」レポート
調査概要
エブリ株式会社では、企業における新卒内定者フォローの実施状況および問題点を把握するために、
人事担当者(主にIT系企業を中心)200人を対象にアンケート調査を行いました。
調査目的: | 新卒内定者フォローの実施状況および問題点 |
調査期間: | 2012年9月13日(木)~2012年9月19日(水)(7日間) |
調査方法: | 株式会社ジャストシステムのセルフ型ネットリサーチ「Fastask(ファストアスク)」でのアンケート調査 |
調査対象者: | 新卒採用を行っている企業の人事担当者(主にIT系企業の人事担当者を中心に確保) *除外対象者:広告代理店や調査会社に勤務の人 |
有効回答数: | 200人 *上記条件で事前スクリーニング |
設問数: | 15問 |
調査主体: | 株式会社パワー・インタラクティブ |
主な調査項目
- 入社前の新卒内定者フォロー状況
- 内定者フォローの悩み
- 入社後の新卒内定者フォロー状況
- 内定者フォローの課題
調査結果のサマリー
新卒内定者フォローの実施は、できているが約76%を占める
・新卒内定者フォローの実施状況は、「しっかりできている」が約18%、「ある程度できている」を合計すると約76%ができていました。従業員規模別に見ると規模が大きくなるに従い、できている割合が高くなり1000人以上で約83%を占めました。
内定者フォローで実感できている効果について「そう思う」の回答は、「入社辞退者が減少している」が最も多い
新卒内定者フォローで実感できている効果は、「そう思う」の回答が最も高かったのが「入社辞退者が減少している」。「内定者間の交流が図れている」「内定者の不安解消が図れている」「内定者の理解ができている」「モチベーションの維持が図れている」などは約5割ができていると回答しました。
新卒内定者フォローの悩みは、「入社後の帰属意識が高まらない」が最も多い
新卒内定者フォローの悩みは、「入社後の帰属意識が高まらない」が27%で最も多くなりました。次いで、「知名度がないため苦戦している」「中小/零細企業なので応募者確保が難しい」などが続きました。従業員規模が小さくなるに従い「中小/零細企業なので応募者確保が難しい」が多くなりました。
その他調査項目(一部抜粋)
- 入社後の資格取得支援内容
- 新卒内定者の内定辞退の状況
- 新卒者の離職率低下への取り組み
- 新卒内定者フォローに使用している管理ツール
- 新卒者の内定辞退防止への取り組み